「Midnight Carousel」が公開された夜。

スタジオで見ていた時とは違う空気が、
少しずつ流れ始めていました。

みんな、
なんとなく落ち着かなくて。

気づけば自然と、
同じ部屋へ集まっていたんです。

🧡日向

「まだ!?
増えてない!?」

公開されてから数分。

日向ちゃんは、
ずっと再生画面を更新していました。

🧡日向
「え!?
コメントもまだないじゃん!!」

🩵ルカ

「いや、
公開したばっかだからw」

💜静

「うふふ、
きっとこれからですよぉ。」

静ちゃんの言葉に、
少しだけ空気が和らぎます。

🩵ルカ

ルカちゃんは、
サムネイルを見ながら嬉しそうでした。

🩵ルカ
「やっぱMidnight、
雰囲気強いんだよね。」

ネオン。

観覧車。

夜の色。

「Midnight Carousel」の空気が、
ちゃんと形になっている。

ルカちゃんは、
そこが嬉しかったみたいです。

🩷愛音

愛音ちゃんは、
何度も公開ページを開いていました。

🩷愛音
「……
ちゃんと届くといいな。」

小さな声で、
そう言ったんです。

たぶん。

数字より先に、
誰かへ届くことを願っていたんだと思います。

🎧レイ

レイちゃんは、
ずっと静かでした。

みんなが話している間も、
無言で画面を見ていて。

時々、
小さく更新ボタンを押している。

そして。

少しだけ時間が経った頃。

🎧レイ
「……増えてる。」

その声で、
みんな一斉に画面を見ました。

本当に、
少しだけ。

でも。

前に公開した曲より、
少し早いペースで数字が増えていたんです。

🧡日向

「おぉぉぉ!!」

日向ちゃんだけ、
ライブ会場みたいなテンションでした。

その声に、
みんな少し笑ってしまって。

夜なのに。

なんだか、
少しだけ明るい空気になりました。

🌃真白

今思うと。

あの夜の「Midnight Carousel」は、
まだ本当に小さな曲でした。

でも。

確かに、
前へ進み始めていた。

あの更新ボタンの向こう側で。

少しずつ、
ミクパレの世界が広がり始めていたんだと思います🌃

To Be Continued...